内容説明
現代日本の「人権」思想は国家を崩壊させ、「保守」は人権や自由の価値を忘れつつある―サルトルから福田恆存まで現代の我々が失った知の山脈をたどり、新たな人権思想と平和主義のあり方を提言する。
目次
魔法の丘を守るために
ハリケーンの精神の旅
姜尚中批判 偽善的平和主義を批判する
収容所体制と難民流出
日韓保守連携の思想的原点 福田恆存を読み直す
勝田吉太郎 神とアナーキズムを愛したリベラリスト
渡辺京二『日本近世の起源』(洋泉社)を読む
物語としての皇室
今こそ、希望を サルトルが指し示す未来
著者等紹介
三浦小太郎[ミウラコタロウ]
昭和35(1960)年東京生まれ。獨協学園高校卒。90年代から北朝鮮の人権問題や脱北者の支援活動などに参加する。現在(平成22年)市民団体「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」代表。『諸君!』『月刊日本』『正論』等に執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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