目次
まず自分を整えよ
不安と怒りなき人生を目ざせ
「利」より「信」を選べば世間が応援する
食べる事は“聖なる行為”時には断食も…
この世に生きる目的とは?
富は人の為に使ってこそ生きる
善き人と交わろう
欲を捨てれば罪と苦から解放されるだろう
快の後には苦が控えていると知ろう
行いと祈りで人々と自分を清めよう〔ほか〕
著者等紹介
北川八郎[キタガワハチロウ]
1944年福岡県生まれ。小倉高校を卒業し防衛大学校に入学するも1年未満で退学する。1970年代、カネボウ化粧品(株)の銀座本社に勤務。カネボウを退社。インド放浪。1985年に信州より九州阿蘇外輪山の小国郷に移住。41歳の時、黒川温泉の平の台水源の森で41日間の断食(水のみ)。43歳の時、46日間の水だけの断食に導かれ「人としての小さな光明を得た」。阿蘇山中の南小国町満願寺温泉にて満願寺窯。トマト灰釉など自然灰釉の器を創って生きる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Hiroyuki Takahata
1
あーお釈迦様って素晴らしい。脳ではなく、魂は自分の本当の価値を知っているのね。恐れは快楽とセット。恐れをなくすには、脳の快楽になるようなことをしなければよい。断食×瞑想はまさに究極の恐れを取り除く最大で最強のソリューションなのね。2017/05/29
わかば
0
この人の書物は本当に、心が落ち着く。そして心が澄み渡り過ぎた。世俗から離れてしまう感覚がある(笑)。この後、世の中で生きていけるか、不安になってきた(笑)。暫くの間、自分のコントロールのために「如何にして自分を律するか」系の本を読んできたが、この本に加えて、同著者の「心の力」も読んだが、とてもいいことばかりが書いてある。とても心が落ち着くし、自分を律して、欲の生活から離れて行こうと思わされるものばかりであった。不安がない生活をすることが如何に素晴らしいか。結局、持たなければ、失う恐怖もないということだ。2023/11/05