内容説明
貿易会社に勤めていた著者は、心の飢えを癒すために脱サラ、アフガンの聖戦に身を投じた。自分の目と耳で、ムジャヒディン（自由戦士）たちの素顔とアフガン紛争に肉迫する潜入レポート。
目次
ソ連軍撤退の前夜（ペシャワルの朝；アフガニスタン情勢；パキスタン警察の検問を突破 ほか）
自由と平和の聖戦へ（成田発パキスタン航空７５３便；ゲリラとコンタクト；アフガン潜入の第１関門 ほか）
２度目のアフガン潜入（国境のゲリラ基地ジャジ；若きムジャヒディンたち；政府軍アリヘル駐屯地 ほか）
ジグダラク・戦闘（シャヒード〈殉教者〉；時間はインシャーラー；攻撃の準備 ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
踊る熊
1
資料として読んだ。意外に、と書くと著者に失礼だが、面白くて一気読みした。著者の体験として、何か劇的な事が起こる訳ではない。パキスタンからアフガンに入って，ゲリラと同行した時の様子がシンプルに綴られている。余計な装飾の文章はない。だから、良かった。時期は、アメリカの侵攻前？今の様子はまた違うのだろうけど、彼の国と自国の対比について、自然と色々考えながら読んでいた。2022/05/08
