内容説明
企業に必要な障がい者雇用のノウハウを徹底解説。雇われる側の障がい者が読んでも役立つ情報が満載!
目次
第1章 障がい者雇用の考え方
第2章 障がい者雇用の理解を深めよう
第3章 障がいの種類と特性について知ろう
第4章 社内に障がい者を受け入れてみよう
第5章 採用面接でのポイントを知ろう
第6章 採用後のマネジメントと職場定着を進めよう
第7章 障がい者雇用で成功している企業の事例
巻末資料
著者等紹介
二見武志[フタミタケシ]
1980年、鹿児島県生まれ。平成17年から障がい者の就労支援や企業支援を手掛け、その後、自治体や国の公職を歴任。現在までに700名以上の障がい者に対して就職を支援し、就職後の障がい者に対してはキャリア形成についても積極的に支援してきた。こうした活動の中、企業における障がい者雇用の理解と促進の必要性を感じ、障がい者雇用についての企業向け研修事業を全国各地で積極的に実施。現在までに800社以上を対象に研修を行っている。自身の事業所内に於いては、知的障がい者及び精神障がい者を中心に、多くの障がい者をスタッフとして受け入れている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えいなえいな
7
最近異動してきた工場は我が社の障がい者雇用義務を一手に引き受けているため、複数名の障がい者の方が働いています。皆さんとても良い方で真面目に働いているのでなんの問題もないのですが、一応どのような経緯で働くことになっているのかを知っておく必要があると思い、勉強してみました。確かに今でこそ当たり前のように一緒に働いていますが、最初に雇用する時はいろいろと大変だっただろうなと思います。自分自身、工場で障がい者を雇うことになったと人づてに聞いて大丈夫かな?と思いましたので。2023/06/11
t@k3
1
障害者雇用に関する一連の流れを学ぶことができる。 障害を個性として受け入れ、サポートすること。 長期就業を実現するためには、そのような体制が必要となる。 基礎知識を習得することができました。2020/10/18
ゆっとり世代
1
LGBTという言葉が頻繁に飛び交うようになった昨今、色々と勉強になった。 偏見などもともと全くないが、接し方や発言についても気を払う必要があるなと感じた。 人事などをやってらっしゃる方はぜひ読むべきかと思う。2017/11/20
nori
1
障害者雇用について知る際に参考になると勧められた一冊。障害者雇用と言うと敷居が高いように感じるが、読了して感じたのは、雇用に関する考え方の根底は健常者のそれと全く変わらないということだった。語り口が優しく、とても読みやすいため、障害者雇用の入門書として最適だと思う。2015/12/13
tomtom
0
障害者雇用の制度概要から定着支援の肝までを概説。「すぐ辞めがち」と思われる障害者雇用も、障害そのものを理由とする離職は少なく、障害種別に応じた配慮のポイントを押さえれば長く働き続けられている現状を説明。障害者を雇用する管理者側のスキルの向上という副次的なメリットを、ユニクロなどの先進企業の取り組み事例から紹介。法改正により、果たして人材の取り合い、売り手市場化が進むのかは、近年の精神障害手帳保持者の爆発的増加を見ると疑問だが、被用者、雇用者ともに知っておいて損はない「正解」を網羅している。まさに教科書。2016/02/24