内容説明
グローバル化の波は、ロマンスの世界にも押し寄せている。性や恋愛に対する考え方が、あまりにも正反対なイタリアと日本の男たち。ナンパから見えてくる恐るべき国民性と価値観の違い。実体験に基づき、その根源に肉薄する過激でユニークな比較文化論。
目次
第1章 「ナンパ大国」イタリア、「痴漢大国」日本
第2章 キザで図々しいイタリアの男、ダサくて口下手な日本の男
第3章 どちらが変態!?イタリアと日本、私の究極のナンパ体験
第4章 「熟女好き」のイタリアの男、「少女好き」の日本の男
第5章 「レディ・ファースト」のイタリア、「マン・ファースト」の日本
第6章 タダで口説くイタリアの男、お金で関心を買う日本の男
第7章 「愛」に寛容なイタリア社会、「愛」に冷たい日本の社会
第8章 同じマザコンの国なのに、正反対な「男らしさ」
第9章 恋愛先進国と経済先進国、どっちが幸せ!?
著者等紹介
かわいゆうこ[カワイユウコ]
ノンフィクションライター。愛知県出身。慶応大学法学部政治学科卒。大学在学中よりヨーロッパ各地を放浪。15ヵ国以上に滞在し、歴史、文化、思想、国民性等を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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香菜子(かなこ・Kanako)
25
イタリアの馬鹿男、日本の駄目男。かわいゆうこ先生の著書。イタリアの馬鹿男も日本の駄目男もマザコンなのは同じだけれど、イタリアの馬鹿男はレディファーストで明朗快活、日本の駄目男を女性蔑視で自分勝手で退屈。もちろん例外はあるけれど、全体としてはそういう傾向はあるのかな。国民性や価値観の違いという言ってしまえばそれまでだけれど、日本の駄目男もイタリアの馬鹿男から謙虚に学ぶことが必要なのかも。かわいゆうこ先生のご指摘に同意です。2019/07/19
ななみ
23
この本は、イタリア人男性を持ちに持ち上げて日本人男性を叩き落とすみたいな印象ですね。男の人が見ると、ちょっとイラっとくるかも知れないですね(´・・`)2015/04/14
桃の種
4
偏見と誇張が酷い。男性に対してさらには女性に対しても変な印象を抱かれかねない。2019/12/28
らむし
1
日本の男に対して偏見が凄く多い。就職活動や、合コンに母親がついてくるなど。一部の人達の行動を、すべての男にあてはめないでほしい。が、世界中の男で結構したら一番つまらないのは日本の男だと思う。金と企業のレッテルが大好きなやつ多いし。年収がレベルの高さだという価値観を持ってる人は多い。気になって現在2022年のイタリアの月収調べたら、月13〜20万円ぐらいしか貰えないのね。それでナンパできるとはかなり度胸があると思う。2022/10/04
ねええちゃんvol.2
1
★★★2016/12/14