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内容説明
長年、非行犯罪に関わってきた非行臨床家の記録。
目次
第1章 少年鑑別所とは
第2章 少年鑑別所の中の少年たち
第3章 非行少年の世界
第4章 少年鑑別所の鑑別と処遇の実際
第5章 少年非行を通して見えるもの
第6章 少年審判のこと
巻末資料 少年法関連法令抜粋
著者等紹介
高木清[タカギキヨシ]
1950年京都府生まれ。福岡市在住。宮崎大学教育学部卒業。1973年法務省に入り、福岡少年鑑別所主席専門官、京都少年鑑別所次長、福岡矯正管区医療分類課長等を歴任し、2008年3月退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たろーたん
1
鑑別所を知るため法務省のHPを見る。面接・心理検査は分かるけど、学習支援とか講和って何?と思い読書。例えば、SST(ソーシャルスキルトレーニング)、社会的な対人能力技術の向上。また、講和は教官が自身の得意分野や身近な事を引き合いにしながら、「なぜ閏年はあるのか」から初めて「挨拶は人間関係の潤滑油」「人生に必要なのは大きな勇気といくらかなりのお金(チャップリン)」まで話を拡げる。人との接し方や働くことの意義、異性関係、余暇の過ごし方等、校長先生の話に近い感覚を受けたが筆者的には良いとしていた。2022/05/06