内容説明
本書は、現代人わけても現代青年のために、「現に生きている歎異抄」という意味から、著者が四十年にわたって幾度も読み、かつ味わって来たところを、まとめ上げたものであり、あくまでも現代の人びとを対象として、言い換えると科学的世界観の洗礼を受けている人びとを前に、いかにその中身に触れて頂くかの道を拓こうと企てたものである。
目次
歎異抄由来
悪をもおそるべからず
地獄は一定すみかぞかし
いわんや悪人をや
浄土の慈悲
世々生々の父母兄弟
弟子一人ももたず
無碍の一道
ひとえに他力を
煩悩の旧里〔ほか〕
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- 和書
- 地盤の弾粘塑性構成式