内容説明
「読書立国」のすすめ。初等教育をこのまま放置すれば日本は土台から崩れる。
目次
第1章 日本は「読書立国」をめざせ
第2章 いま、教育の何が問題なのか
第3章 日本語が豊かな文化を生み出す
第4章 東洋的身体技法を現代に生かす
第5章 文脈でコミュニケーション力を磨け
第6章 一瞬のひらめきを大切にしよう
著者等紹介
竹村健一[タケムラケンイチ]
1930年大阪生まれ。53年京都大学文学部卒業。第1回フルブライト留学生としてエール大学、シラキュース大学に学ぶ。55年英文毎日記者となる。63年退社後、1年間山陽特殊製鋼調査部長を務める。英文毎日時代から、テレビ・ラジオ出演。執筆・講演を通じて幅広い評論活動を行う
齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て、明治大学文学部教授。専攻は教育学、身体論、コミュニケーション技法。『身体感覚を取り戻す』(NHKブックス)で新潮学芸賞を受賞。毎日出版文化賞特別賞を受賞した『声に出して読みたい日本語』(草思社)が大ベストセラーとなり、話題を呼ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Riopapa
6
齋藤氏の著作を読んでいれば、だいたい中身はわかる。この本の出版から10年になるが、日本の教育は二人の主張とは正反対の方向に。2015/07/26
suiu
1
強めのタイトルの割に深みの無い対談。 国語教育に関心のある人にとっては分かり切ったことで、関心の無い人には分かりにくい。 コミュニケーション術をどうこう言う前に、誰向けの対談なのか考えてから対談して、出版した方がいい。2013/10/02
読書くん
0
図書館で借りた本。英語は大切だと思うけど、ポケトーク等の翻訳機が出ている今、絶対に必要かといえばそうではないと思う。英語で話すことより話す内容が重要、そう思える一冊でした。2023/03/04