内容説明
本書では日本経済の置かれた状況を、誰にでもわかるようにできるだけわかりやすく説明し、どうすれば日本が元気になるのかを提言している。
目次
1 株式市場活性化と円安誘導で日本経済は再生する(株価が千円上下するだけで三十兆円のお金が増えたり減ったりする;本当に経済がダメになってしまう前に円安に誘導して“試合”を有利にする)
2 構造改革の本質とは国への過度の依存をなくすことだ(特殊法人改革が骨抜きにされる自民党党内力学と日本的民主主義の弱さ;民間の活力とアイデアを引き出す政治家の発想力と決断が求められている ほか)
3 小泉・ワイドショー内閣をめぐる政治の裏と表について話そう(戦後五十年を経て日本の政治はようやく自立に向けて動き出した;国家理念と戦略を語ることは民主主義と何ら矛盾するものではない ほか)
4 確かな世界観を養うために日本の歴史の原点を知ろう(世界が団結した9・11テロで日本はかろうじて孤立をまぬがれた;持てる国と持たざる国の間で日本の政治はどうあるべきか ほか)
著者等紹介
竹村健一[タケムラケンイチ]
1930年大阪生まれ。53年京都大学文学部卒業。第1回フルブライト留学生としてエール大学、シラキュース大学に学ぶ。55年英文毎日記者となる。その後独立しマスコミの寵児となる。英文毎日時代から、テレビ・ラジオ出演、執筆・講演を通じて幅広い評論活動を行う
山口令子[ヤマグチレイコ]
1956年名古屋市生まれ。南山大学、米国イリノイ州立大学、上智大学大学院を経て、お茶の水女子大学大学院博士課程人間文化研究科修了。社会心理学、比較文化の研究をベースに、マスコミで活躍。現在は気功家としての活動も行なう
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