内容説明
心と身体の関係、理想のパフォーマンス発揮のメカニズム、指導者の心構えなどについて考察。
目次
第一章 正しい「ほめ方」、正しい「叱り方」(PDCA。サイクル企業が学生に求める力;PM理論。リーダーシップの機能 ほか)
第二章 大きな環境変化。新人アスリートのストレス(心から入る 身体から入る;大きな環境変化。新人アスリートのストレス ほか)
第三章 絶対ダメ スポーツ現場のハラスメント(セカンドキャリア デュアルキャリア;修錬過程が重要。運動技能の発達 ほか)
第四章 心は脳にある。脳と運動の関係(勝利の裏側。意識と無意識;繭の中にいる感覚。ピーク・パフォーマンス ほか)
第五章 休むことへの恐怖。オーバートレーニング症候群(室伏広治の思考。常に慣れを許さない;無意識の連想。プライミング効果 ほか)
著者等紹介
矢野宏光[ヤノヒロミツ]
1968(昭和43)年 秋田県湯沢市生まれ。東海大学体育学部武道学科剣道コース卒業。東海大学大学院修士課程体育学研究科(運動心理学)修了。名古屋大学大学院博士後期課程教育発達科学研究科(心理学)満期退学。博士(心理学)、修士(体育学)。現在、国立大学法人高知大学教育学部門 教授、高知大学大学院総合人間科学研究科スポーツ・芸術文化共創専攻教授。スポーツ心理学のスペシャリストとしてさまざまな競技のサポートに取り組むと同時に同大学剣道部監督。また、スウェーデン王国剣道ナショナル・チーム監督(2004~2009)など国際的にも活躍。一貫して「こころ」と「からだ」のつながりに焦点をあてた研究活動を展開。全日本東西対抗剣道大会出場(優秀試合賞1回)など。剣道教士七段(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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