内容説明
本書の内容は、国内外の関連書籍を十分検討した上で、スポーツ現場の指導者に必要不可欠な基礎事項を精選し、これらを網羅するように努めた。また、従来、統一されていなかった専門用語やエクササイズテクニックについては、米国のNSCA(National Strength and Conditioning Association)の教材で用いられている用語やガイドラインにできるかぎり準拠したものとなっている。さらに、本書では、国内の関連書籍ではあまり触れられることがなかったウエイトトレーニングのプログラム作成のための基礎事項や、パワー養成と専門的トレーニングに関する基礎知識、トレーニング施設・器具の管理運営方法について詳述したほか、指導者としてぜひとも覚えておきたい項目については、ポイントごとに整理してまとめ、理解しやすいように配慮している。
目次
第1章 ウエイトトレーニングの指導にあたって
第2章 ウエイトトレーニングの指導に必要な知識
第3章 ウエイトトレーニングの施設と器具の管理
第4章 プログラム作成のための基礎知識
第5章 パワーの養成と専門的ウエイトトレーニング
第6章 初心者のプログラム作成の実際
第7章 ウエイトトレーニングの長期プログラムと各期のトレーニングの実際
第8章 ウエイトトレーニング効果の測定と評価
第9章 ウエイトトレーニングのウォーミングアップとクーリングダウン
第10章 エクササイズテクニック
著者等紹介
有賀誠司[アルガセイジ]
1962年東京生まれ。1987年東海大学大学院修士課程体育学研究科修了、1996年より東海大学スポーツ医科学研究所助手、現在、東海大学スポーツ医科学研究所講師。ウエイトトレーニングに関する研究・教育活動に従事するとともに、国内最大規模の東海大学トレーニングセンターにて、ヘッドストレングスコーチとして学内の30競技団体、1,000名以上のスポーツ選手のトレーニング指導・統括にあたっている。学外では、全日本柔道連盟強化スタッフとして男女強化選手のトレーニング指導・統括に携わるほか、NSCAジャパン(全米ストレングス・コンディショニング協会日本支部)の理事としても活動している。競技選手としては、1991年と1993年のボディビルアジア選手権で準優勝の成績を収めている
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