MONKEY 〈Vol.19 FALL/WIN〉 特集:サリンジャーニューヨーク

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MONKEY 〈Vol.19 FALL/WIN〉 特集:サリンジャーニューヨーク

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  • サイズ B5判/ページ数 143p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784884184285
  • NDC分類 905
  • Cコード C0076

出版社内容情報

特集:サリンジャー ニューヨーク

今号は、今年生誕100周年を迎え、関連書籍の出版や映画の公開が相次いでいる作家J・D・サリンジャーを特集。サリンジャーの“『キャッチャー・イン・ザ・ライ』以前”とも言うべき初期短篇に焦点をあて、1940年に『STORY』誌に掲載されたデビュー作「いまどきの若者」と、一人のブルース・シンガーをめぐる哀切な物語が綴られる1948年に『COSMOPOLITAN』誌に掲載された「針音だらけのレコード盤」の2篇を、柴田元幸訳にて掲載。また、作家サリンジャーの誕生を後押ししたコロンビア大学時代の恩師の存在と『STORY』誌をめぐるエピソードを、柴田元幸が解説する。

特集のもう一つの核として、『STORY』誌や『The New Yorker』誌に長年寄稿を続けてきた御歳89歳の名イラストレーター、R・O・ブレックマンをフィーチャー。柴田元幸がニューヨーク州にあるアトリエを訪れ、インタビューを敢行。いまなお第一線で描き続けているブレックマンの仕事と哲学を、豊富なビジュアルとともに紹介する。そして今号の表紙はそのブレックマンによる描き下ろし。どうぞご期待ください。


【主なコンテンツ】
●J・D・サリンジャー 訳―柴田元幸
「いまどきの若者」「針音だらけのレコード盤」
●R・O・ブレックマン インタビュー 聞き手・柴田元幸
●F・スコット・フィッツジェラルド「真珠と毛皮」 訳―柴田元幸
●連載:イッセー尾形「オセロー救済委員会」30ページ
    古川日出男 / 川上弘美 / 岸本佐知子
...and more!!

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Y2K☮

34
サリンジャーがデビューを飾った「ストーリー」という文芸誌は短編小説しか載せなかったらしい。インタビューや書評すら無い。こういう硬派な媒体に作品を送って掲載されたら嬉しいだろうな。かつていくつかの文芸誌を読んでいたが、どれも長編連載が主体で入り込めず、無駄に分厚かった。この「MONKEY」にはインタビューもエッセイもあるが、ある種の潔さに関しては「ストーリー」の正統な継承者かもしれない。サリンジャーとフィッツジェラルドの短編を噛み締めるように読んだ。イッセー尾形氏の小説もマヤコフスキー好きにとっては至福だ。2019/11/28

erierif

22
サリンジャー『いまどきの若者』『針音だらけのレコード盤』が柴田元幸さん訳ソール・ライターの写真という素晴らしい掲載。そしてグラフィック・アーティストのブラックマン氏。お家の素晴らしい写真と人柄もにじみ出るインタビュー。イラストと作品もユーモアたっぷりで知的だった。川上弘美『追憶』もピリッと素晴らしい短篇。さらに最後にフィッツジェラルドの少女を主人公にした『真珠と毛皮』など、とても豪華な一冊だった。素晴らしい文芸誌。2020/02/17

tokko

19
サリンジャーの短編「いまどきの若者」の「なんかイライラする」あの感じ、うまいなぁと思います。ホールデン君もそうですが、実にさらっと焦りともなんともいえない雰囲気を作り出すのがうまかったんだなぁ、と感じ入るばかりです。それとR・O・ブレックマンのインタビューも印象的。インタビューの内容よりも、彼の住まいのセンスの良さの方に目がいってしまいました(笑)2019/11/02

kazi

16
大満足でした。タイトルのサリンジャーもいいけどグラフィックアーティストのブレックマン親子の特集が素晴らしい。非常に読ませる内容でした。巻末の柴田元幸氏の謝辞にポール・オースターの「サンセットパーク」を翻訳してるとの話が!大好きな作家で私が翻訳されるのを待ち焦がれてる作品。ひょっとしてもうすぐ読めるのかしらん?柴田先生ありがとう。楽しみだなー。2020/02/08

はる

9
サリンジャーに惹かれて。「いまどきの若者」「針音だらけのレコード盤」とてもよかった。「いまどき・」は中流階級の若者たちのとりとめのない会話のモヤモヤ感がたまらない。「針音・」メンフィスのビール・ストリートのブルースジャズ。いろんな事を思い出させた。ジェームズ・ボールドウィンの「ビール・ストリートに口あらば」人種差別と若者。それを題材にしたロベール・ゲディギアンの「幼なじみ」。「幼なじみ」はマルセイユを舞台に差別と偏見と若者が主題だった。サリンジャーはそんな当たり前な空気をさりげなくしっかり読ませる。2024/10/22

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