MONKEY 〈Vol.15 2018 SUM〉 特集:アメリカ短篇小説の黄金時代

個数:

MONKEY 〈Vol.15 2018 SUM〉 特集:アメリカ短篇小説の黄金時代

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年08月10日 03時41分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B5判/ページ数 159p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784884184193
  • NDC分類 905
  • Cコード C0076

出版社内容情報

特集:アメリカ短篇小説の黄金時代

1940年代から60年代にかけて多くの短篇小説を発表した
ジョン・チーヴァーの作品を中心に、
短篇の魅力を考える一冊。


村上春樹訳によるジョン・チーヴァー短篇小説、一挙掲載!

村上春樹+柴田元幸対談収録!

チャールズ・ブコウスキーほか、精選された短篇小説を
柴田元幸訳で贅沢掲載!

and more……!

【CONTENTS】
ジョン・チーヴァー
訳-村上春樹 
絵-R・O・ブレックマン

8
巨大なラジオ

18
引っ越し日

32
泳ぐ人

43
パーシー

55
四番目の警報

61
なぜ私は短編小説を書くのか?

64
対談
村上春樹+柴田元幸
小説に大事なのは礼儀正しさ
絵-R・O・ブレックマン

82
チャールズ・ブコウスキー
優しい、思いやりある顔
訳-柴田元幸 
写真-ウォーカー・エヴァンズ

87
シルヴィア・プラス
ミスター・プレスコットが死んだ日
訳-柴田元幸
写真-ウォーカー・エヴァンズ

95
ウィリアム・ゴイエン
カラスに餌を与えられ
訳-柴田元幸
写真-ウォーカー・エヴァンズ

99
ジェームズ・ボールドウィン
あらかじめ決まっていること
訳-柴田元幸 
写真-ウォーカー・エヴァンズ

112
R・O・ブレックマンさんとStory について
文-柴田元幸

115
バリー・ユアグロー
いくつかの奇妙な物語
訳-柴田元幸 絵-千海博美

124
誰とも違う二つの声
バリー・ユアグロー+川上未映子
司会-柴田元幸 通訳-由尾瞳 写真-池田晶紀

132
和合亮一
Dogs / Model Gun
写真-白石和弘

136
このあたりの人たち
川上弘美 底なし沼
写真-野口里佳 

138
宮澤賢治リミックス
古川日出男 
グスコーブドリの伝記 
魔の一千枚(音楽論)
絵-秋山花

142
死ぬまでに行きたい海
岸本佐知子 三崎

146
猿の仕事 

148
本号の執筆者/次号予告 

150
スティーヴン・ミルハウザー
幽霊屋敷物語
訳-柴田元幸

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

藤月はな(灯れ松明の火)

85
中々、読みたくても読めないジョン・チーヴァー作品が収録されていると知り、入手。翻訳作品が豪華で挿画、装丁も素敵なのでこの雑誌、本当に魅力的だなぁ・・・。まず、「猿のあいさつ」からこの時代に書かれた短篇集にあった背景がサラリと記されているのが良い。ジョン・チーヴァー作品は全てが村上春樹氏担当という贅沢さ。「巨大なラジオ」はラジオを通してアパートのにこやかな住人達の裏の顔を知って心を痛めるアイリーン。しかし、終盤でジムに暴露されるアイリーンの偽善性と冷酷さ、薄っぺらさ、現実に目を背けている事に身をつまされる2018/09/04

燃えつきた棒

35
最初は、特集の「アメリカ短篇小説の黄金時代」だけ読もうと思っていたのだが、なぜか全編読んでしまった。 特にこれというのはなかったが、薄くて、短くて、色とりどり。 小説のプティフール。 とにかく読みやすい! 柴田先生の編集の妙を感じた。 また、不調のときにお世話になることとしよう。2024/01/08

ヘラジカ

33
チーヴァーを中心としたアメリカ50年代短編特集。たっぷり大満足の一冊だが、収録作品どれも難度の高い作品という印象。『泳ぐ人』やボールディウィンの『あらかじめ決まっていること』が好き。新作であるユアグローの不穏な掌編やミルハウザーの情緒あふれる作品も腹にたまる。村上氏と柴田氏の対談もすごく面白かった。昨今のコレクトネスの流れに対する苦言ともとれる発言と、それもいずれは終わるとさりげなく言っていたのが、自分の不安感を払拭してくれるようで嬉しかった。たーまにしか買わない雑誌だけど定期購読しようかな。2018/06/16

tokko

18
いつもながら素晴らしいチョイス。村上さん訳のジョン・チーヴァーは多かれ少なかれ現実がぐにゃりと歪むんだけれど、その歪みを通して少し離れたところから眺めた感じが余韻を残す。あと柴田さん訳のスティーヴン・ミルハウザーも以前から読んでみたかったので嬉しい。幽霊屋敷から帰ってきた二人はいったい何を見たのか、見なかったのか…気になりませんか。2018/06/26

のりまき

11
ジョン・ チーヴァー「泳ぐ人」が良かった。眩しく明るい始まりからどんどん不穏になり、薄暗くなっていくのが面白かった。大好きなお菓子を最後に食べるようにとっておいた初ミルハウザー。「幽霊屋敷物語」素晴らしかった。まるで自分も取り込まれたかのよう。2021/04/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12880450
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品