MONKEY 〈vol.9(SUMMER/FA〉 特集:短篇小説のつくり方

個数:

MONKEY 〈vol.9(SUMMER/FA〉 特集:短篇小説のつくり方

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2025年08月10日 07時55分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B5判/ページ数 167p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784884184070
  • NDC分類 905
  • Cコード C0076

出版社内容情報

特集:短篇小説のつくり方

柴田元幸責任編集による文芸誌「MONKEY」Vol.9は、短篇小説を特集!
短篇の名手グレイス・ペイリーの作品、エッセイ、インタビューをすべて村上春樹さんが翻訳。
また、短篇小説というジャンルをめぐる村上さんのインタビューも掲載。


CONTENTS
特集
短篇小説のつくり方

グレイス・ペイリー
訳-村上春樹 写真-川内倫子

短篇 死せる言語で夢を見るもの
短篇 不安 
短篇 庭の中で
短篇 この国で、しかし別の言語で、私の叔母は、みんなが薦める男たちと結婚することを拒否する
短篇 これは玩具考案者である私の友人の、ジョージのお話
エッセイ 旅行しているとき
インタビュー 喉をクリアにすること ジョーン・リドフによるインタビュー(1981年)

村上春樹インタビュー 短篇小説のつくり方
聞き手 柴田元幸
絵-タダジュン

超短篇
捕虜--マーシャ・リンクスに ムナ・ファドヒル 訳-柴田元幸
黒い羊 イタロ・カルヴィーノ 訳-柴田元幸
浴室と私たちの「海」 神慶太
無限のネズミ大学 メアリー・ルーフル 訳-藤井光
あの、すいません マシュー・シャープ 訳-柴田元幸
ナニャー 田辺青蛙
求めの高い男 ロベルト・ヴァルザー 訳-大宮勘一郎
迷路 ジョイス・キャロル・オーツ 訳-柴田元幸
和解の時 ポール・ベックマン 訳-柴田元幸
32:PM/34:PM/AM:93 アメリア・グレイ 訳-松田青子
模倣者たち J・ロバート・レノン 訳-柴田元幸
プライベート・ツアー バリー・ユアグロー 訳-柴田元幸
靴紐に送る惜別の辞 アイザック・バシェヴィス・シンガー 訳-柴田元幸

猿からの質問
いままで読んだすべての短篇のなかで、一本だけ自分が書いたことにできるとしたら、どれを選びますか?
荒井裕樹/是枝裕和/青木淳悟/円城塔/リン・ディン/エイミー・ベンダー/いしいしんじ

小説がうまれるところ
岸本佐知子 多摩川前半
片岡義男 多摩川後半

変奏と主題
文・絵-きたむらさとし
訳-柴田元幸
詩-チャールズ・シミック

『このあたりの人たち』刊行記念
川上弘美インタビュー
流木で作ったテントは、明日飛んでもいい
聞き手 柴崎友香 写真-川内倫子

このあたりの人たち
川上弘美 目薬
写真―野口里佳

宮澤賢治リミックス
古川日出男 風の又三郎たち
絵―秋山花

死ぬまでに行きたい海
岸本佐知子 YRP野比

工藤直子+松本大洋
猫が海へ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Y2K☮

31
短編とは短い長編ではない。短距離走が短いマラソンではないように。と同時に手慣れた熟練の技が前に出過ぎても今の自分は首を捻る。片岡義男はさすがだし初読のグレイス・ペイリーも面白い。ただお金を出してまで読みたいかというと。この本に出て来ないカーヴァーの才覚を改めて実感した。超短篇では「あの、すいません」と「模倣者たち」がいい。村上春樹と川上弘美のインタビューもありがたい。ところで「今まで読んだ全ての短編の中で一本だけ自分が書いたことにできるとしたら」という問いに私も答えていいですか? 太宰治「逆行」一択です。2020/02/09

tokko

16
G・ペイリーの小説は村上さんの訳で二冊『人生のちょっとした煩い』と『最後の瞬間のすごく大きな変化』を読んだことがあった。正直それほど面白いとは思わなかったけれど、このインタビューを読んでもう一度読みたくなった。2016/07/29

ナハチガル

10
グレイス・ペイリーの小説の良さはよくわからないが、エッセー『旅行しているとき』はとてもよかった(A++)。村上さん訳のインタビューはおもしろかった(A+)けど、なんだかや訳がごつごつして読みにくかった。岸本さんのエッセー二本はさすがだ(いずれもA+)。『YRP野比』によると、今はない雑誌に連載があったそうだが、読むことはできるのだろうか。川上弘美さんの短編とインタビューもいい。『このあたりの人たち』は読んでみたい。「人間って、人間からはみ出していない人はいないような気がするんです。みんな変ですよね。」A。2020/01/03

まおまお

8
文学は自由だと思っていたけど、時代や国によって、大きな枠組みとしての主流や傾向があるんだなあ、と当たり前のことを思った。MONKEYはわたしにとって、おもしろくて楽しい”偏り”をもった文芸誌。2016/06/24

はる

7
パン屋の1ダースの1000文字ストーリー13話。とても良かったですね。泥棒村の「黒い羊」たち。正直者が一人いれば世の中の循環は崩壊する(少し大袈裟過ぎるかもしれない感想だけど)。グレイス・ペイリーの「死せる言語で夢をみるもの」、コンセルジュのいて、屋上庭園があって名前のついたベンチがあって、大きなアパルトマンに住む両親を訪ねた子持ちの娘。あ、それって老人ホームだったんだ。それが分かったのは、ペイリーのインタビューで。ふとある光景の中に長い時間を写し込んだショート。読み終え、ほんわかした。2024/11/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11028452
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品