MONKEY 〈vol.4(FALL/WINT〉 特集:ジャック・ロンドン新たに

個数:

MONKEY 〈vol.4(FALL/WINT〉 特集:ジャック・ロンドン新たに

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2025年06月15日 21時14分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B5判/ページ数 188p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784884183967
  • NDC分類 905
  • Cコード C0076

出版社内容情報

柴田元幸による新訳ジャック・ロンドン「野生の呼び声」一挙掲載&
村上春樹の短篇が原作の漫画「かえるくん、東京を救う」

 柴田元幸責任編集による文芸誌「MONKEY」Vol.4は、アメリカを代表する作家「ジャック・ロンドン」の特集です。ロンドンが若い頃に極寒のクロンダイク地方で越境した経験をもとに書いた傑作小説「野生の呼び声」(250枚)を柴田元幸さんの新訳で一挙掲載。
池澤夏樹さんと柴田さんがロンドンの魅力を語り合うなど、ロンドンの新たな魅力を知ることができる内容です。
 また、スペシャルコンテンツとして、村上春樹さんの短篇「かえるくん、東京を救う」が原作のフランスの漫画(バンドデシネ)を、本国に先がけて掲載します。ご期待ください。

2014年10月15日発行


目次
Monkey vol. 4 目次
Cover artwork by Matt Kish

猿のあいさつ(柴田元幸) 2

かえるくん、東京を救う 5
原作―村上春樹 翻案―Jc ドゥヴニ 漫画―PMGL

特集
ジャック・ロンドン 新たに
ジャック・ロンドン 野生の呼び声 33
訳―柴田元幸 写真―佐藤秀明

対談 池澤夏樹×柴田元幸 98
どこまでもアメリカ的なジャック・ロンドン
絵- fancomi

ジャック・ロンドン(1876-1916)A to Z 106

サウス・オブ・ザ・スロット 130
ジャック・ロンドン 絵-長崎訓子 訳・構成―柴田元幸

猿からの質問
(気)まずい食事 140
円城塔/平松洋子/堀江敏幸/湯山玲子/西加奈子
スチュアート・ダイベック/ DJ みそしると MC ごはん

Fiction
早助よう子
この件に関して、
わたしたちはこのように語った 150
装幀-狩野岳朗

きたむらさとし×柴田元幸
「ブレまくり」の面白さと凄み
ージョージ・ヘリマン『クレイジー・キャット』 154

川上弘美 拷問 158
写真―野口里佳

古川日出男 土神ときつね 160
絵―秋山花

岸本佐知子 海芝浦 164

村上春樹  さて、何を書けばいいのか? 168

猿の仕事 186

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

marco

47
ジャック・ロンドンは、柴田元幸訳の『火を熾す』で、無駄のない端正な文章にすっかり魅せられてしまったのだが、本号収載の『野生の呼び声』ですっかりロンドンにはまってしまった。犬の物語に自分がここまで引き込まれるとは! 創作をめぐる村上春樹の連載は、村上さんの喩えがすばらしい。何を書けばよいか、との問いに対する「『E.T.方式』でいくしかない」との解は絶妙。何のこと? とお思いの方はぜひご一読くださいm(_ _)m2014/10/26

踊る猫

34
ジャック・ロンドンを大々的にフィーチャーした一冊。それほど面白いとは思えなかったのだけれど(失礼!)、彼の他の作品を読んでみたくなった。これは柴田元幸の功績によるところが大きいだろう。裏返せばそれ以外の連載はさほど感心せず。海芝浦に行ったという岸本佐知子のエッセイが辛うじて面白かったくらいで、これは読む人を選ぶのではないか。少なくとも私はそんなに連載を面白いとは思わなかった。このムック、ひとりの作家をじっくり追うスタイルより短編を沢山収録した一冊の方が光るように思われてならない。訳業は相変わらず見事な一冊2019/01/16

nobi

30
[本巻掲載の「野生の呼び声(J.ロンドン作)」(柴田元幸訳)について]研ぎ澄まされた感覚だけが知りうる音・匂い・兆し…があるのではないか。極寒の中で、森の静寂の中で、疲労と空腹の果てに姿を現す奥行きある世界。最終章「Ⅶ 呼び声の響き」にその世界が凝縮されている。作者の鋭敏な想像力はその森に分け入って、自らをそこに生きる者達に同化させ、私の中にも微かに失われずにいたかも知れない野生を呼び覚ますかのよう。追われるヘラジカへの憐憫の情は希薄となって、むしろ執拗に獲物を追っていくバックの姿が神々しく見えてしまう。2016/02/21

市太郎

24
この表紙は子どもにはウケがよかったですね。中身は見せないけど。「かえるくん東京を救う」は絵と村上春樹の文が合っているかどうか、ご判断はそれぞれだとして、私は話自体をそれほど覚えていなかったので割りと違和感なく読んでしまった。少なくとも村上春樹のイメージとは違いますね。今回の目玉であるジャック・ロンドンはとにかく読みたい作家の一人であったし、他の短編を読んで好きになっていたところであったので、他のもこれから読んでいきたいな。2015/03/14

tokko

15
ジャック・ロンドン初読みにして虜になってしまいました。多くの死を乗り越えて野生へと目覚める橇犬バックの物語「野生の呼び声」は、犬と犬の関係が緻密に描かれていて人間社会を描いた下手な小説を読むよりも面白い。柴田さんの訳だからということもあるだろうが、本当にドキドキする展開でした。柴田さんの訳したジャック・ロンドン、他にも読んでみたいです。他にも漫画版「かえるくん、東京を救う」はお見事、イメージが壊れずに読めました。(片桐さんのイメージは少し違ったけど)2016/11/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8337338
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品