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池沢夏樹アジアの感情

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  • サイズ B6判/ページ数 308p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784884180065
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

内容説明

世界は、そして作家はどこへ向かっているのか。移動の軌跡を通して創作の秘密を解くインタビュー。

目次

第1章 鳥瞰図
第2章 未来圏
第3章 狩猟者
第4章 周縁地
第5章 紀行文
第6章 羅針盤

著者等紹介

新井敏記[アライトシノリ]
1954年茨城県生まれ。日本大学芸術研究所卒。86年に雑誌「SWITCH」を創刊、以来同誌の編集長として独自の出版活動を続けている。同時にインタビュアー、ノンフィクションライターとしても活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジュースの素

4
日本語の語彙がなぜここまで貧しくなったか、たくさんの語彙の中から一つを選んで状況を的確に表現しようなんて誰も思わなくなった。人はものを考えなくなった。 池澤氏はそう書いている。どんどん省略して言葉は単に記号のようになったなぁと私も思う。この本はロングインタビューだ。作品がどのように生まれて行ったかを考察している。言葉、民族、移動、定住。 途上国男だと言う彼の世界への見方。 本の題名と表紙の写真は 中身と少し違うかな。2015/02/24

shanshenri

0
池澤夏樹の本を読むと、思わず旅に出たくなる。いろんな景色やそこに住んでる人たちの様子を感じて見たい。そんな気分になる。でも今回は特に、星野道夫に対する彼の思いが印象に残った。対自然や対地域でなく、ある人に対して強く心が籠る言葉に、目が惹きつけられた。近いうちに、星野の著作も読んでみよう。2012/12/19

Maumim

0
「ある土地に入っていって住み着く場合に、知識人は大事なんです。やはり知的な質問に対して知的な答えが返って来ないとなかなか入っていきにくい。生活感だけでは難しい。だからどこかに行って暮らそうとすると思ったらその地のインテリは大事なんです。同じ物差しを持っている人がいてくれるとすごく楽になるんです。」 これ、すごくわかる。 2012/10/03

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