内容説明
さまざまな将来予測の中でも人口予測ほど確実なものはない。疫病のパンデミックや戦争などによる大量死がなければ、現在の人口ピラミッドからほぼ確実に将来人口を見通すことができる。つまり日本は確実な将来すら直視せず、それから50年以上も何ら有効な対策をとらなかったのである。異様な国と言わざるを得ない。では、どうすればいいのか、何ができるのか。さまざまな角度から本書が提案する。
目次
01 日本の子育て支援が貧弱なのは選挙対策だった!?(少子化は見通されていたのに…;世界でまれな人口減少国ニッポンのかくも長き低迷 ほか)
02 将来に否定的で結婚しない日本の若者たち(未婚率データが示すもの;若者は国を信頼していない ほか)
03 なぜ日本人は世界一セックスをしないのか?(子どもの数とセックスは関係がある;世界各国に比べ驚異的に少ない日本のセックス回数 ほか)
04 どうすればいいのか、少子化対策(少子化対策としてのセックス増強作戦;性教育で正しいセックスを教える ほか)
05 社会を大きく変える(乏しいカップル形成力のアシスト策を促進する;突出して日本は減少率が大きい ほか)
著者等紹介
中原英臣[ナカハラヒデオミ]
医学博士。西武学園医学技術専門学校東京校校長。専門はウイルス学、遺伝学。雑誌評論の他、『感染症パニック』など著書多数
佐川峻[サガワタカシ]
科学評論家。早稲田大学理工学部卒。科学評論で活躍し、著書に『物理通になる本』など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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