目次
第1章 8年までの劇
第2章 1年国語―ひらがなを教える
第3章 2年国語―動物寓話と聖人伝
第4章 3年算数―度量衡‐はかる
第5章 4年総合的な学習―家作り
第6章 5年・6年社会―世界と日本の古代史
第7章 7年国語―古典と出合う『平家物語』
第8章 8年理科―人間学
第9章 9年社会―地理から地学へ
第10章 12年までの算数・数学
第11章 ほめること、しかること
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シルク
11
シュタイナー学校で教壇に立っている先生方による、授業の記、こども達の記という感じの本。今までにもシュタイナー学校の先生方がお書きになったものを集めた本は、数冊読んできた。で、わたくしとしては、これまで読んできた中では、これが群を抜いて優れているという印象。なかなか他の本では、ひとりあたりのページ数がかなり少ないのも原因だと思うのだが、先生の目が捉えた教え子達の様子というのがほとんど書かれていなかった。書かれていても浅薄だった。それがこの本では、こども達の観察の結果に、しっかりページが割かれているのだ。2022/04/13