癌の臨床 別集<br> 臨床家のためのがんのケースコントロール研究―理論と実際

癌の臨床 別集
臨床家のためのがんのケースコントロール研究―理論と実際

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  • サイズ A5判
  • 商品コード 9784884120863

内容説明

第10回日本がん疫学研究会(1986年6月於名古屋市)が、“がん分析疫学研究―方法と解析”を主題として開催。疫学者・臨床家・統計学者・その他の幅広い参加者のもとに活発な意見交換と討論が行われた。本書は、その折の優れたケースコントロール研究をいくつか紹介するとともに、その方法論をまとめたものである。すなわち、第1部は理論編で、がんに限らず一般疾病を研究対象としたケースコントロール研究の組み立て方・情報とその収集法・データの整理検討方法・成績の解釈などを、とくにその留意点を中心に、できるだけ平易に解説。第2部は、がんを研究対象疾病としたケースコントロール研究の実例編である。

目次

第1部 理論と方法(疫学と疫学研究法;ケースコントロール研究の企画;ケースコントロール研究における情報収集;ケースコントロール研究における資料分析法と指標;ケースコントロール研究における成績解釈(因果性の判定) ほか)
第2部 ケースコントロール研究の実例(食道がん;胃がん;胃がん・大腸がん;胃がん・肝がん;副鼻腔がん ほか)

著者等紹介

大野良之[オオノヨシユキ]
1939年岐阜県に生れる。1964年名古屋大学医学部卒業。1969年名古屋大学大学院医学研究科(予防医学専攻)終了、医学博士。名古屋大学助手(予防医学講座)。1969年~1971年米国ミネソタ大学公衆衛生学部生理衛生研究留学、米国公衆衛生修士。1977年名古屋大学講師(予防医学講座)。1980年名古屋大学助教授(予防医学講座)。1983年名古屋市立大学教授(公衆衛生学講座)、現在に至る
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