エコトキシコロジー

エコトキシコロジー

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  • サイズ B5判/ページ数 206p
  • 商品コード 9784884120429

内容説明

エコトキシコロジー(ecotoxicology)はその名の語源(oikos=家、toxicon=毒、logos=認識)を示すとおり、自然生態系における毒性物質を対象とする学問である。本書は、主としてtoxicologistとecologistがその研究成果をもちより、批判し、議論を通じて理解を深めようとした試みである。

目次

第1編 Experimental Ecotoxicology(環境毒性学と動物実験;河川モデルによる河川生態系における水銀化合物の移行濃縮予測;毒性物質による生態系の撹乱―水域生態系における二次影響)
第2編 Human Ecotoxicology(メチル水銀汚染地域人口集団に関するHuman Ecotoxicologyの若干の問題;有機水銀汚染による健康被害;カドミウム環境汚染と人間の健康―生態中毒学的アプローチ)
第3編 毒性学とEcosystem(化学物質の安全性評価のための生物濃縮性試験;細菌による汚染物質の分解とプラスミド―水銀化合物の分解能とハロゲン化酢酸の脱ハロゲン能を中心として;マイコトキシン、殊にトリコテセン系マイコトキシンの中毒学的研究)

著者等紹介

大井玄[オオイゲン]
1935年京都に生まれる。1963年東京大学医学部卒。1970年東京都衛生研究所専門副参事研究員。1978年東京大学医学部助教授(衛生学)、現在にいたる

鈴木継美[スズキツグヨシ]
1932年東京に生まれる。1955年東京大学医学部卒。1971年東北大学医学部教授(公衆衛生学)。1979年東京大学医学部教授(保健学科人類生態学)、現在にいたる

井村伸正[イムラノブマサ]
1935年東京に生まれる。1959年東京大学薬学部卒。1975年北里大学薬学部教授(公衆衛生学)、現在にいたる
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