志賀直哉をめぐる作家たち・『志賀直哉と信州』(補遺)

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  • サイズ A6判/ページ数 119p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784884111458
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0195

内容説明

近代から現代まで多くの作家たちに影響を与え、「小説の神様」とも呼ばれた志賀直哉。信州ともゆかりが深く、この地で執筆した作品も多くあります。そんな志賀をめぐる作家たちとの交流が満載の本書は日本近代文学史をより深く理解するうえにも、たいへん意義深い一冊です。

目次

志賀直哉をめぐる作家たち―文学史の一断面(芥川龍之介;武者小路実篤、里見〓;小林多喜二;太宰治;阿川弘之、門下生)
『志賀直哉と信州』(補遺)(『志賀直哉と信州』の反響;志賀直哉と軽井沢;志賀直哉と上高地;志賀直哉と上林温泉、志賀高原;志賀直哉と伊那高遠)

著者等紹介

深堀郁夫[フカホリイクオ]
1953年長野県(現上田市)に生まれる。1976年信州大学教育学部を卒業する。32年間長野県の義務教育の教員を務める。2008年義務教育の教職を退職する。2010年中国河北大学講師(日本文学、作文“論文”指導)を務める。2014年同大学講師を定年退職する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カブトムシ

19
志賀直哉は、主として大正時代に、芥川龍之介と共に短編小説の名手とされた。明治、大正、昭和と長い間生きた作家である。芥川、武者小路実篤、里見弴、小林多喜二、太宰治、阿川弘之などとの文学史の一断面を、エピソードをもとにして紹介している。阿川弘之の「志賀直哉(上)(下)」は、細部に渡って志賀の生涯を理解するのに役立つ。それに対して本書は、トータルにまたはコンパクトに志賀をめぐる作家たちとの関係を知ることが出来る。また、「志賀直哉と信州」の関わりを日記、書簡、作品などから調査している。彼は何度か信州を訪れている。

カブトムシ

5
近代から現代まで多くの作家たちに影響を与え、「小説の神様」とも呼ばれた志賀直哉。 信州ともゆかりが深く、この地で執筆した作品も多くあります。そんな志賀をめぐる作家たちとの交流が満載の本書は日本近代文学史をより深く理解するうえにも、たいへん意義深い一冊です。2019/03/25

きょ

0
題名とおり志賀直哉をめぐる作家たち及び志賀直哉と信州に関する文献を中心にまとめた本。文献の引用が中心なのでサクッと読めた。後半の志賀直哉と信州に関する内容の方が知らないことが多くて興味深かった。2025/04/19

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