内容説明
民主化から15年。韓国はもう一つの転換期を迎えた。「左派改革」政権はかえって階層間格差を拡大して支持率が低落。韓国は対北朝鮮政策などをめぐる左右の対立と、階層間の亀裂に苦しむ。国民再統合と北朝鮮を含む東北アジア開発戦略の推進に手腕を期待される孫鶴圭は、154市町村を100日かけて訪ね、韓国の「永田町政治」を打破するため「庶民とともに働く」新たな政治スタイルを打ち出そうと図った。
目次
汗にはウソがありません
民衆の心の海の中へ
国民不在の「政治」、それは政治ではない
希望があれば今日の苦労など何でもないのだが…
大韓民国が行くべき道を探して
汗をもって1日千万ドル稼ぐ
庶民の心も知らずに何の政治をする?
孫鶴圭という人
著者等紹介
金総領[キムチョンニョン]
1943年11月4日、東京生まれ。東京大学中退。在日韓国人の学生運動、青年運動を経て在日韓国人紙「統一日報」編集長、論説主幹。朝鮮半島の統一問題、在日コリアン問題、韓国政治問題などを担当。南北総理平壌会談や羅津・先鋒投資フォーラムのルポも。現在、学校法人東京韓国学園常任理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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