内容説明
不安、イライラ、不眠、倦怠感、出社拒否…今やそうした「うつ状態」にある人が7人に1人とも15人に1人とも言われる。明らかにうつ病が原因である自殺も急増している。本書では、なんとかして「うつな気分」から抜け出すための考え方のトレーニング方法を、実際にうつ病で苦しんだ著者が公開する。
目次
プロローグ まず休もう、それから始めよう―疲れたり落ち込んだら、無理に頑張らず、とにかく「休む」ことを考えよう
第1章 なぜ「悪いほう」に考えてしまうのか―真面目な人がふさぎ込んでいく“プロセス”を見てみよう
第2章 「つらさ」と「苦しさ」を分析する―なぜ苦しいのか、なぜつらい気分になるのか…立ち止まって考えてみよう
第3章 良いほうに考える“きっかけ”をこうしてつかむ―受け止め方ひとつで、あなたは変えられる!
第4章 こんなときは「良いほう」に考える―ケースごとに、良いほうに考える技術を見てみよう
第5章 試練をくぐりぬけた人は強い―試練をくぐった人でなくてはできない仕事がある
エピローグ 医療や宗教で「うつ」は治るか―誰かに頼ることで「良いほう」に考えることはできるのだろうか
著者等紹介
野口敬[ノグチタカシ]
1950年、東京生まれ。パソコン専門紙編集長、人材派遣会社主任企画部員、システムインテグレーション会社企画本部長などに従事。人とシステムの双方に深く携わった経験から、「人の能力開発には、人の意識の分析だけでなく、それを育んだ社会的なしくみの両面からとらえなければならない」と痛感。1991年、創造性開発・評価の手法を普及させるためコミュニケーション・クリエイティブ・センターを設立。意識のしくみだけでなく、社会のしくみもわかりやすく解析する「フレームアナリスト」として活動中
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感想・レビュー
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Humbaba
咲庵@しあわせ運べるように
mita