内容説明
ユリウス・カエサルとアイザック・ニュートンは左利きであった。ポール・マッカートニーとビル・ゲイツもまた左利きである。さらに興味深いことに、アメリカ合衆国の大統領の中にも左利きが多い。なぜこんなにも大勢の左利きたちが、歴史を動かす重大な事柄と関わってきたのだろうか。著者であるエド・ライトは、古代から現代までの名士たちのことを研究する中で、左利きが成功する秘密に気が付いた。心理学は左利きによって啓蒙され、歴史が彼らからどれだけの恩恵を受けてきたかと、その世界に対する影響を知ることになる。アレクサンダー大王からジャンヌ・ダルク、ヘンリー・フォードからジミ・ヘンドリックスといった、成功し影響力があった左利きたちのリストに上がった人々は左右両利きだった。これらの左利きの有名人のキャラクター的特徴を定義し、調査することで、我々は逆側から世界を見ている彼らによってこの世界がどれだけの利益を得てきたかを知ることができる。
目次
ラムセス大王
アレクサンダー大王
ユリウス・カエサル
ジャンヌ・ダルク
レオナルド・ダ・ヴィンチ
ミケランジェロ
ラファエロ
アイザック・ニュートン
ナポレオン・ボナパルト
ベートーベン〔ほか〕
