内容説明
灼熱の大地、凍てつく荒野、暗黒の深海…極限の環境で生きる不思議な生物…、驚異の生態に迫る!
目次
第1章 極限の環境にすむ生物(サイガ―巨大な鼻は命綱;カンガルーネズミ―水を飲まないネズミ ほか)
第2章 極限の生態を持つ生物(ムネエソ―全身光学迷彩、視界から消える魚;オオメジロザメ―川や湖でも!神出鬼没の殺し屋 ほか)
第3章 極限の捕食をする生物(ホライモリ―絶食10年、常識の外に棲む「竜の子」;ハチドリ―飛ぶために飛ぶ!小さな鳥の超高速ライフ ほか)
第4章 極限の繁殖をする生物(コウテイペンギン―極限世界の子育て;シロワニ―仁義なき海の王者の繁殖法 ほか)
著者等紹介
横山雅司[ヨコヤママサシ]
東京在住の動物マニア物書き。ASIOS(超常現象の懐疑的調査のための会)運営委員、UMA担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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マエダ
72
いきもののチョイスは素晴らしが背景やリアルな造形は写真でみたいところもある。2017/07/20
かっぱ
9
ウメボシイソギンチャクは胃の隔膜の一部がはがれ、それを親のクローンとして胃の中で育てる。かつては受精卵だと考えられていたが親のクローンと判明。人間が必死で研究していることをやすやすとやってのけているのか。自然は偉大(医大?)。2015/02/09
thiha
1
こんなに独特の進化をしている生き物がいることに驚きです。血を吸う鳥がいたとは!2017/07/15
葉
0
生きる力と知恵をもって極限の環境で暮らす生き物の紹介である。極限なので、数学チックな話だと思ったがそういう意味ではなかった。ユーラシア大陸内部に生息した巨大な鼻を持つサイガや水を飲まない北アメリカ砂漠地帯のカンガルーネズミなどから書かれている。ロンサムジョージとして有名なピンタゾウガメやドラゴンのようなホライモリ、空の王者アマツバメ、寄生の達人ネジレバネなどが載っている。虫は苦手だと再確認した。2015/02/26