PHP新書<br> 老い方、死に方

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老い方、死に方

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569855288
  • NDC分類 367.7
  • Cコード C0236

出版社内容情報

入院や愛猫の死を経験した養老孟司が、四人の識者と語り合い、改めて「老い」と死を見つめる。新たなタイプのアンチエイジング薬の開発、人気エッセイストによる認知症の介護の実体験、生活保護費から見えてくる老後の生活の真実、自己を開くことが死の「練習」になる……。幸福な老後を過ごすための、大切な知恵が詰まった一冊。

 
●「自己を開くことを繰り返していけば、自ずと死を迎えるための練習にもなるのではないかなという気がするんですね」(南直哉)

 
●「DNAの修復能力は『寿命の壁』を突破する一つのカギだと考えています」(小林武彦)

 
●「都会の高齢者ほど、老後の生活に必要なのは『お金』だけだと思い込んでいます。『自然資本』や『人的資本』に目が行かないのですね」(藻谷浩介)

 
●「(母の)認知症がだいぶ進んでからは、母が頭のなかで思い描く世界に一緒に乗ることにしました。そのほうが介護する側も、される側もおもしろいし、イライラしないし」(阿川佐和子)

 
●「自分のことなんか、人に理解されなくて当たり前と思ってりゃいい」(養老孟司)

内容説明

自我を「できるだけ広げてしまう」生き方とは。入院や愛猫の死を経験した養老孟司氏が、改めて「老い」と死を見つめる。新たなタイプのアンチエイジング薬の開発、人気エッセイストによる認知症の介護の実体験、生活保護費から見えてくる老後の生活の真実、自己を開くことが死の「練習」になる…。幸福な老後を過ごすための、大切な知恵が詰まった一冊。

目次

第1章 自己を広げる練習 南直哉×養老孟司(恐山の禅僧から見た「養老孟司」という存在;幼少期、少年期に直面した死と生 ほか)
第2章 ヒトはなぜ老いるのか 小林武彦×養老孟司(生物には「老いて死ぬシステム」がある;寿命の壁 ほか)
第3章 高齢化社会の生き方は地方に学べ 藻谷浩介×養老孟司(都市は触覚を軽視している;里山資本主義こそ本来の資本主義 ほか)
第4章 介護社会を明るく生きる 阿川佐和子×養老孟司(八十代は、クリエイティブな世界を切り開いていった世代;父の口癖「戦後教育が日本をダメにした」 ほか)

著者等紹介

養老孟司[ヨウロウタケシ]
1937年、鎌倉市生まれ。東京大学医学部卒業後、解剖学教室に入る。95年、東京大学医学部教授を退官し、同大学名誉教授に。89年、『からだの見方』(筑摩書房)でサントリー学芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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rokubrain

19
養老先生が4人の各分野での識者たちとの対談を通して、この問題の見方や考え方を探っていく内容。対談を通じて、様々な気づきや学びがあった。 リベラルで思想的に「執着」がなさそうな養老先生だからこそ、テーマの本質に迫られていると感じた。 ひと言でいうと、「老いと死」は、自我をなくし、”自然”に溶け込んでいく過程をイメージすると分かりやすいと思った。2024/03/02

スリカータ

14
養老孟司先生の対談本。どの対談相手も興味深い内容で引き込まれて読んだ。九相図巻を初めて見たが、若い女性が死んで朽ちるまでを段階的に描いたもので、絵本作家・近藤薫美子さんの「のにっき」の人間版の様。衝撃的で見入ってしまったが、解剖学はこれが日常なのだから、達観するのも当然だ。養老さんが愛猫まるを亡くした話を、阿川佐和子さんが引き出していた。養老先生は泣かないと仰ったけど、寂しさはふとした日常に訪れるもの。おひとりで寂しさと向き合っているのだろう。2024/01/29

Melody_Nelson

9
対談相手が全て良い!宗教・哲学、生物学的な視点からの「生と死」、里山資本主義からの「高齢者」、実際に高齢者と過ごした阿川さんの経験など、サラッと読めつつ、なるほどねーと思う。藻谷さんの地方に関するデータや知見がとても面白い。が、個人的には、認知症になったお母様についての阿川さんの話がグッときた。否定しないのは大事なんだな。尊厳は大事。2023/09/26

Asakura Arata

8
自分を外に広げていくという、死への向かっての準備は、瞑想箱庭療法の環融体験に似ている。そうか、瞑想箱庭療法は、死への準備の方法として位置付けることもできそうだ。2023/10/21

ジン

7
老いること、死ぬことを考えるのは生きることを考えることと同じだと思う。なので定期的に死生観?をテーマにした本が読みたくなる。 資本がカネではないというのが興味深かった。2024/02/21

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