感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
makimakimasa
5
平間康人『南米「裏」旅行』に続いて読んだが、平間氏に比べて目線が上からという違いがまずある。それからカメラマン小野神真弘氏など、同行者との珍道中的な要素。あとは、危険と言われるエリアを駆け足でウロついて、感想を述べるだけという点では同類の本。ネット等の事前情報と現場の危険そうな雰囲気の描写で精一杯煽ってみるものの、特に大きなトラブルも起きず(実際起きなくて良かったんだろうし、逆に話を盛られても困るが)。グアテマラでは通訳がいたので、珍しく本格的な取材っぽい事もスラムでしている。軽く読む旅行記としてはあり。2016/08/21
Yasutaka Nishimoto
2
都市部の治安が悪いと言われる中米。メキシコからパナマまでを旅する。基本的に強盗などが出没するエリアに出かけ、大きな被害なく宿まで帰ってくるのはパターン。怪しげな場所は夕方には既に人の往来も無くなり、財布でなく、何かあった時に渡してしまえる少額の紙幣を持っていくのは有効なよう。中南米って、遠い分、旅行先として憧れていたが、これだと行けないなぁという現実が突きつけられた気がする。2020/04/10
yi
0
図書館にて。中米の危険都市の旅行記。行った場所の珍しさはあるが、文章は軽く情報は浅い印象。2024/09/14
umigame
0
なかなか行く機会のない中米の裏旅行記。意外にも中米の人々は、アジア人に対する人種差別があることや、10年経つと国の治安が悪化したり良くなったり、様々な事情がわかる。少し時代が古かったり、著者の個性や独断もあるが、興味深い情報で自分には参考になった。2022/04/27