内容説明
日本史上最大の英雄、存在せず!数多の文献を丹念に読み込み、著者が導き出した驚愕の真実。
目次
第1章 坂本龍馬暗殺事件
第2章 英雄誕生
第3章 乙女伝説と『千里駒後日譚』の真相
第4章 龍馬の手紙
第5章 家系の謎、出生の嘘
第6章 英雄スパイの蠢動
第7章 土佐に吹く風
第8章 龍馬流転
第9章 小馴れた龍馬の悲劇
第10章 終りの始まり
著者等紹介
細田マサシ[ホソダマサシ]
1971年鳥取県鳥取市出身。私立鳥取城北高等学校卒業。CS放送『サムライTV』発足当初より番組キャスター、ブレーンとして参画。2001年より放送作家を兼業。ラジオ、テレビの構成者として活動する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふらん
9
…とうとういなかったことにされたか。2015/09/02
うめけろ
5
これは奇説か王道の検証か!?と、興味深く読みました。こういうことを言いだすと坂本龍馬に限らず・・・という気もしましたが、それでも色々とよく調べてできるだけにフェアに検証しようという姿勢が見えたのが好印象でした。個人的には、実在した人物であった方がいいなあとは思いますが、確かになるほどと思える部分はたくさんありました。2014/03/08
なつみかん
5
坂本龍馬が司馬遼太郎の小説にある通りに実在したよりも、この本に書かれるとおりである方が、らしい気がする。2013/11/03
エイドリアン
5
面白かった!あの坂本龍馬がいなかったっていうと本当大問題ですよね!私は龍馬が好きでそこから師匠の勝海舟に惚れて魅力に取り付かれました。坂本龍馬は神様みたいな存在で人間離れしてるなとは思ってたんです!それに比べ勝海舟の人間的なこと!女たらしだし(笑)ほら吹きだし江戸っ子だし(笑) ってことで坂本龍馬はいなかった!2012/09/08
72ki
4
あとがきがおもしろい。確かに坂本龍馬はその知名度・人気に比べて「実は何をやったのかよくわからない」という意味で幕末最大の謎であることは間違いなく、「坂本龍馬はいなかった」と断言することで相当スッキリする。龍馬人気に勝手にあやかろうとする有象無象に冷水をぶっかけるこの新説・珍説には、それだけでも意味はあると思う。2013/05/22