内容説明
日清・日露戦争から太平洋戦争まで。陸海軍の激闘の軌跡。
目次
第1章 大日本帝国陸海軍発足と日清戦争(大日本帝国軍はどのようにして発足したのか?―大日本帝国陸海軍のおこり;日本軍が初めて外国を相手に戦った本格的な戦争とは?―日清戦争勃発 ほか)
第2章 列強入りを決定づけた日露戦争での大金星(日本はなぜロシアと戦争をすることになったのか?―日露戦争勃発;「世界初の総力戦」と呼ばれた日露戦争での激しい戦闘の数々とは?―日露戦争における各地の激戦 ほか)
第3章 強まる軍部の権力と軍国主義の台頭(日本は第一次世界大戦にどのように関わったのか?―大正時代の日本と戦争;第一次世界大戦を通じ日本にはどのような影響が生じたのか?―第一次世界大戦終結 ほか)
第4章 第二次世界大戦における激闘の舞台裏(日本は第二次世界大戦にはもともと不介入を予定していた?―第二次世界大戦開戦直後の日本;日米開戦直前には両国のどんな思惑があったのか?―ABCD包囲網/ハルノート ほか)
第5章 大日本帝国と日本軍のその後(終戦を告げる玉音放送の前後に起きた2つの事件とは?―宮城事件と宇垣特攻;1945年8月から動き始めたソ連の横暴とは?―ソ連対日参戦 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
AnmitsuK (うろ覚えムーミン)
1
歴史の授業で「教えない」というより、「詳しくは教えない」と言ったほうがよろしい。明治~終戦までの、日本における軍備・戦闘の流れを追った本。かつて、官民一体の「熱狂」に突き動かされ調子に乗った挙句、人材も物資も摩耗しきって惨めに敗けた日本の歴史を、我々は今一度、噛み締めなければならない。2012/10/05
犬
0
別段、タイトルにあるような「舞台裏」という程の内容ではないと思うが、戦争を主とした場合の近現代史の入門やおさらいには、非常に良いと思う。2012/10/10
いちまる
0
5分前行動って海軍の精神なんですね!初心者向けで用語の説明なんかも充実しているような気がします。でも太平洋戦争あたりが少し難しかったかな…2012/09/23