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Ritzのざっくり本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たか
8
名画に隠されたエピソード集。クリムトや岡本太郎などいろんな画家が取り上げられてて楽しめた。2016/11/20
amdd
8
少女をモデルによくヌードを描き投獄されたシーレ、絵に夢中になるあまりモデルを溺死させかけたミレイ、殺人を犯し逃亡生活を繰り返しながら熱病で命を落としたカラバッジョ、腐りゆく死体を描き続けたジェリコーなど、画家というものはつくづくネタに尽きない。興味深い話だったが、どこかで聞いたような内容も多かった。色の説明をしているのに絵が白黒というのも残念。2012/04/28
χ
5
一癖も二癖もある絵の数々、面白かった。規格外の事件多し。カラバッジョとレンブラントの画集ほしくなった。フェルメールの絵は静けさと練られた寓意性が好き2013/06/21
オスイモノスキー
4
面白い。絵画に興味を持つきっかけになる本なのでは。美術の教科書なり何なり、必ずどこかで目にしている名画が出てくるはず。絵そのものより「ワケあり」部分が主役なのでワイドショー的に楽しめるし、作者の狙いどおりもう一度見たくなった。『良くも悪くも、バーンズ・コレクションは普通の美術館になろうとしている。』ほんと、良くも悪くも。2013/01/18
勉誠出版営業部
4
沢辺有司さんの『ワケありな名画』を読了。類書として『怖い絵』がありますが、あちらは名画が描かれたエピソードが主だったように思いますが、こちらは名画が巻き起こした事件が主という印象。2012/10/30