内容説明
裏社会は生き馬の目を抜く戦場である。一瞬の判断ミスや煮え切らない態度が命取りにつながる。逮捕されるならまだしも、恨みを買い、後ろからブスリとやられることもありえない話ではない。そこで土壇場での機転、前もって危険を回避する知恵、交渉で相手を丸め込む技術などが必要不可欠になってくる。本書では、あまりに実用的な「裏」の交渉テクニックを紹介。ヤクザや事件屋、詐欺師、ヤミ金業者といった人々がどうやって稼いでいるのか?その強引にして華麗な手口。裏のハローワーク第2弾。
目次
第1章 仕込みで差をつけろ(仕込みは成熟させればウマミが増す;パニックに追い込み、頷き人形にさせろ ほか)
第2章 出会い頭で叩け(印象などというものは操作でどうにでもなる;テーブル選びから交渉は始まっている ほか)
第3章 腹の読み合いを制せよ(土俵に乗せたら自分はおりろ;本音は目の前にぶら下がっている ほか)
第4章 カタにハメろ(勝ちを焦れば、足元は揺らぎ出す;「目隠し」と「強調」でウソは本当になる ほか)
第5章 最終的には丸く収めろ(華を持たせれば、双方が笑う;「納得」は揉め事の消火器のようなもの ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sheemer
15
これも聞き読み楽しく読めました。いろいろ勉強になった。2024/08/23
Shinya
10
読む分にはけっこうおもしろい。 表社会でも場面を変えれば使えそうな内容かとも思う。2017/08/23
Ted
3
'05年6月刊。○2012/12/23
倉屋敷??
2
裏のハローワークが面白かったのでこちらも。 まぁ自分がこれを実践することは恐らくないだろうけど、こういった話術で誘導されていくんですねぇ。 自分もまんまと嵌められそうだが、そういう状況になったときにこの本が頭をよぎればと思います。2023/03/12
Yasutaka Nishimoto
2
この手の本は何故かリアルな感じがしない。匿名化しすぎているのか、著者の力量か。前著が裏のハローワークで、本書はその実践編とのこと。なんだか緊張感は欠如してしまっているので惜しい。2019/09/10
-
- 電子書籍
- なみだ壺 2 マンガの金字塔