感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
茉莉花
21
戦いの必勝法がこの本に分かりやすく載ってます!孫子の兵法は偉大な経営者にも影響を与えているみたいですね。本書を読んでびっくりしたのは「戦いは正々堂々ではない」ということ。謀や敵の弱点を突いたり、味方を窮地に追い込んだりと、あんまりではないか笑。勝つためには負け戦をしないという理論も納得出来ました。でも戦いで一番大切なのは「戦わずに勝つ」こと。敵に逃げ道を与えたり、負けが確実であれば逃げろとか、この本で必勝法を書いて置きながら、本当の孫子は誰も傷つかないことを心から願ったのではないか、とふと思いました。2015/08/29
しゅうと
18
再読。わかりやすく、解説も良い。ビジネスマン向けです。2022/06/08
Masaru Yamada
9
『超訳』と明記してあるように、孫子の兵法を現代のビジネスに関連づけて、兵法の本質を理解できるように翻訳(意訳)されている。多少のこじつけ感があるが、簡潔にまとめられている。この超訳された兵法から感じ取るのは、人それぞれの感性もある。私は少しでも自分のビジネスに役立てたいと思う打算的な考えをもつ自分に気づいてしまった・苦笑2023/05/05
おおとろ
8
☆☆☆2020/05/31
あつき
7
良本。情報に基づいて計画を立て、さまざまな戦略や戦術を駆使して実戦を行う。そのなかでさらに情報を集め、状況に応じた策を打つ。これを繰り返し、戦略の精度を高め必ず勝つ。目標達成をジャマするものは、何が何でも排除する強い意志を持つ。悲観的に準備して、楽観的に行動する。場所・時・テーマは自分に有利になるよう設定する。人間関係は、自分が優位に立って、思うように事を運べ。すごい人間と思われるより、好人物と思われた方がつき合いやすい。バカなフリをするすごさくらいないと物事は成就しない。2023/04/25