感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鍵ちゃん
40
胸一杯の希望と、そして世界一周航空券を握りしめて旅立った。順調な旅になると思われたが、行く先々で降りかかるトラブルの数々。ペルーでは、首絞め強盗に襲われ十数万円盗まれた。ブラジルではモデル級の美女に1000ドル抜き取られ、南アフリカのヨハネスブルグでは黒人30人に集団で襲われ、狩りの標的になった。はたして、生き延びて再び日本の地を踏めるのか。この作者の度胸と破天荒な行動力にあっぱれしました。怖い目に合いながらもあたたかい人々に励まされ、いい経験したなと感じた。まぁ私には無理な旅行です。でも面白かった。2023/09/16
mazda
26
ヤフーで働いていた宮部さんが、思い立って世界一周貧乏旅行をしたときのノンフィクションの記録です。オーストラリアから南米、ヨーロッパ、アフリカ、アジアとわたったようですが、特にアフリカの貧乏ぶりには目をみはるものがありました。お金がないということではなく、何をやるにもお金を要求するということで、心が貧しいと感じたことです。パスポートをかすめておきながら、見つけてやったといわんばかりに「金をよこせ」とか、がめついと言うか、貧しいと言うか…。アジアは総じて親切なようです。行くならアジアだな…。2018/02/04
チェ・ブンブン
20
やはり南アフリカはツアーでも厳しいな、体育嫌いな俺がマッチョな黒人に襲われたら一溜まりもない。しかし、こういった修羅場を超えると人生が宝物になるんだよねー。俺もコミュ能力上げて、モロッコ旅行楽しむぞ!2013/12/22
マッキー
14
黒人に追いはぎされパスポートを奪われても日本に帰らず大使館に泣きつき親に送金してもらった執念と逞しさ、おそるべし。深夜特急は全6巻だったがこれは320日の記録が1冊に凝縮されているので目立ったエピソードしか書かれていない。もっと読みたいなぁと思ってしまった。2019/03/29
cluain
3
どんなところにいっても親切な人はいるんだな。と。でも、危ない地域はやっぱり危ないんですね。。。2010/03/13