感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おいしゃん
49
世界のあらゆる危険な場所に乗り込み、ときに危険な人にも接触した体験記。特徴的なのは、ここは危険だ!という著者の勘が鋭いため、しっかり心構えと準備をするからこそ最悪の事態にならず、こうやって本を書けているのだろう。2017/05/10
急いで突厥
22
3月に大人買いした電子書籍の消化祭り継続中。 ご存知彩図社の怪しい本である。 暇潰しにはもってこいである。 将来海外旅行に行くことがあったとしても、おそらくおざなりの旅行をすると思うので、成る程ねェ。くらいしか感想がない。 かくいう私もガキの頃、香港のタイガーバームガーデンで怖い思いをしている。迷子になりかかったのだ。あの時はホントに怖かった。2015/08/17
KF
9
若い頃なら共感したかもしれないが、今となっては怖気付くだけだった。手元に更にもう一冊あるが。2020/04/29
アルクシ・ガイ
7
相変わらず素直な一品。だが二本だけ釘を刺す。1.夜遊び編は読んでも仕方ない。これはこちらの好みだが。旅に出てまで煩わしい人間関係を持とうとする旅人の気が知れない。2.ポーランドのアウシュビッツやカンボジアのツールスレーンに「来る人がいない」なんて妙なことを言っているが、これらは有名な観光スポット。たまたま筆者と時間帯がかち合わなかっただけだろう。旅といえば女漁りしか知らない人達は足を向けないかもしれないが、普通のツーリストは普通に予定に組む場所です。2016/04/13
HERO-TAKA
7
観光ガイドには載らない裏通りを実際に歩いての実体験を、砕けた語り口で記しているのは前作同様。今回は旅先で出会った人々からの体験談や、その人が聞いた話などを多く含んでいる。絡まれたときの対処法やタクシーの乗り方など、これから旅に出る読者へのアドバイスも多く書かれている。また、前作で反響があったのか、売春をはじめとした海外の「性」事情について、かなりページが割かれている。あとがきで「著作の中で一番好き」と語られているが、個人的には前作の方が内容が濃く面白かった。今後も旅は続けるというし、次作も期待している。2015/03/08