内容説明
太平洋戦争におけるソ連参戦の三日前、主人公の父はソ満国境近くの部隊に召集された。敗戦後シベリアに抑留された父は敵前逃亡したという。主人公と母はその汚名返上に走り回る。シベリアに抑留された父は果たして復員するのか。ミステリータッチの反戦小説。
著者等紹介
斎藤立[サイトウリツ]
東京都出身、千葉県野田市在住。麻布高校、慶応義塾大学卒業後、三井生命保険会社勤務。定年直前に希望退職し、文筆活動に入る
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