内容説明
叔父の名前は川崎安平(かわさき・やすひら)、でも、僕は親しみを込めて(?)アンペイ叔父さんと呼んでいる。叔父には変装癖があって、今回も名探偵ポワロに変装して僕を呆れさせた。その変装をしたまま、僕と昼食を食べに行った時のことだった。食事中に突然、叔父の携帯電話が鳴って、資産家婦人が亡くなったという連絡が入った。実はこれ、殺人事件だった。その事件に叔父は首を突っ込んだんだけど、果たして、偽ポワロの叔父に解決できるんだろうか…?探偵ポワロに扮した叔父と僕の、ドタバタミステリー。
著者等紹介
榊良介[サカキリョウスケ]
本名、上田規(うえだ・しき)。1951年7月2日大阪府箕面市生まれ。元喫茶COUKYのオーナー。モータースポーツ、バイク、音楽、絵画、占いなど多趣味。司法書士試験の受験経験があり、得意の占いを使い、法律相談から恋愛相談までやり、若者からカリスマ・マスターとして支持されていた。数年前から小説を書き始める。真面目な小説も書くが、ナニワのラテン気質が災い(?)して、ユーモア・ミステリーにもハマっている
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