内容説明
言葉に秘められた危うさ。そこから放たれるイメージ。それは全てを包み込む。拡散し収縮し霧散し、最後に凝縮されたものはなんだったのか。
目次
「ナカソネ」さん
或る一日の感想
やりたいこと
精神科病棟
「菊地さん」
浮浪者の身の上話
冬至随想
主客転倒の世界
夜啼鳥
噂をすれば影
サイコロロマンス
鯉の厭世主義者
太陽が朱く枯れ草色だった頃
虫捕篭
芋
炎
夕暮れ
著者等紹介
梅長園秀香[バイチョウエンシュウカ]
本名、鈴木伸夫。1953年長野県は長野市松代町生まれ。信州大学工学部卒業
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