内容説明
変革の時代をまっすぐに生き抜こうとした力強い女性たちの姿。
目次
第1章 可愛いシューラは可愛いオーリャを超えることができるのか(『ソーネチカ』;『可愛いシューラ』)
第2章 甦るロシア帝政末期の女性像は現代にも通ずるか(『アリアドナ』)
第3章 ゴーリキイ文学のなかのヒロインたち―女たちへの愛からこの地上のすべての美しいものが生まれた(『引き回し』;『ある秋の夜のこと』;『初恋』―自伝的回想)
第4章 娼婦と聖女のはざまに生きるヒロインとは(『罪と罰』;受け入れ、許す女;娼婦という幻、聖女という幻)
第5章 反逆としての姦通と女の自己実現(アンナ・カレーニナ;女にとって結婚の意味は;母とは忍容のシンボルなのか;異端者としての煉獄の苦しみ)
著者等紹介
杉山秀子[スギヤマヒデコ]
駒澤大学教授。ロシア文学・ロシア地域研究。早稲田大学大学院露文学修士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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