内容説明
白人として生きる、それだけが解決ではなかった。アンジェラ・マリーは白い肌の黒人。白人世界に幸せがあると信じ、故郷を捨てて単身ニューヨークへ。人種の壁を越えようとしてジェンダーの壁にぶつかる。人種と性差別を通して彼女は何を見つけたのか?近年再発掘され、脚光を浴びる黒人女性作家の待望の邦訳ついに登場。
著者等紹介
フォーセット,ジェシー・レドモン[フォーセット,ジェシーレドモン]
1882年ニュージャージー州生まれ。1920年代に『クライシス』の編集者として主筆W.E.B.デュボイスを補佐し、「ハーレム・ルネサンス」の推進に重要な役を果たした。長らく等閑視されていたその作品は、ハーレム・ルネサンスの隠れた名作と、フェミニスト批評家たちに評価しなおされ、脚光を浴びている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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