内容説明
著者はイギリスで超人気の劇作家。本拠地スカーバラの劇場へはロンドンからも観客が押し寄せるという。粋でウィットに富んだ5作品を一挙に収載。
著者等紹介
エイクボーン,アラン[エイクボーン,アラン][Ayckbourn,Alan]
1939~。イギリスの劇作家、演出家。ロンドン生まれ。幼少時、流行作家だった母親の影響でタイプライターで遊んでいた。パブリック・スクールで演劇と出会う。1958年から劇作を始める。1990年からスティーヴン・ジョウゼフ劇団の芸術監督も務め、本拠地スカーバラにある同劇団の円形劇場が活躍の場。現在作品数は六十を数えるが、人気はますますうなぎのぼり。1997年にはナイトに叙せられた
出戸一幸[デトカズユキ]
日本大学芸術学部教授。学部および大学院で主として外国演劇関係の講座を担当。論文には、アラン・エイクボーンはじめシェイクスピア、チェーホフなど劇作家に関するもの、および現代演劇に関するものなど多数。戯曲翻訳には、エイクボーンの作品10点以上を含め30点ほどあり、文学座、劇団昴、NLT、テアトル・エコー、劇団仲間などで上演。その他、英米演劇事情の紹介記事多数
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