内容説明
本書は、刑法総論の教科書の改訂版である。改訂にあたっては、本質的な内容はそのままに、最新の立法および学説・判例の動向を反映させ、記述にも言葉を補って、初学者や実体刑法の解釈論から遠ざかっている実務家にもすぐに趣旨が伝わる「親切設計」とした。また、自説の根幹部分は変わらないものの、その論証に際しては、伏在する反対説の説得力にも配慮した。
目次
序章 刑法および刑法総論の意義
第1章 刑法(刑罰)の目的および基本原理
第2章 構成要件論―総説
第3章 構成要件論―各説
第4章 違法性とその阻却
第5章 故意
第6章 過失
第7章 責任とその阻却
第8章 未遂
第9章 共犯
第10章 罪数
第11章 刑法の適用範囲
第12章 刑罰論
著者等紹介
小林憲太郎[コバヤシケンタロウ]
1974年大阪生まれ。現在、立教大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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