内容説明
国際経済学をはじめて学ぶ読者に向けて、基本的なテーマに絞り、基礎が着実に身に付けられるよう丁寧にやさしく解説した入門教科書。2部構成として、第1部では国際貿易と貿易政策に関するトピックスを、第2部では国際金融と国際マクロ経済のトピックスを扱う。ベースとなるミクロ経済学・マクロ経済学に関する基本的説明を多く取り入れて、予備知識がなくても読みすすめられるよう工夫している。より詳細な議論や発展的論点についてはWebに解説をおき、必要に応じてWebを参照することで理解度に応じた学習ができる構成とした。左頁に本文解説、右頁に本文解説に対応した図表や数値例・囲み記事等を配した左右見開き形式+2色刷により、一層の分かりやすさを配慮。
目次
第1部 国際貿易・貿易政策(国際貿易の基礎;生産技術と貿易;生産要素の供給量と貿易;政策評価の基礎;貿易政策の経済効果;貿易・投資の自由化)
第2部 国際金融・国際マクロ経済(国際収支とGDP;外国為替市場と為替レート;為替レートの決定;GDPの決定;GDPと利子率の決定;国際資本移動とマクロ経済政策)
著者等紹介
阿部顕三[アベケンゾウ]
1958年愛媛県生まれ。2019年中央大学経済学部教授・大阪大学名誉教授
寳多康弘[タカラダヤスヒロ]
1973年岡山県生まれ。2017年南山大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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