内容説明
多岐に亘る金融論の論点を的確に整理し、1節見開き2頁単位構成でまとめて類書にない理解しやすさを実現した好評テキストの最新版。初版刊行以降の日本経済と金融活動の大きな変化を対応させ大幅改訂。フィンテックの進展、非伝統的金融政策の進行、そしてコロナ禍の影響などを取り上げ、また金融工学や行動ファイナンスに関する解説を拡充した。学部生・大学院生だけでなく、金融実務に携わる社会人にとっても有益な知見を提供する。見やすい2色刷。
目次
第1部 金融の基本機能(金融の役割;金融機関の機能 ほか)
第2部 金融市場の類型(市場取引型市場;債券市場の特徴 ほか)
第3部 企業とファイナンス(企業の収益と財務構造;投資活動と資金調達 ほか)
第4部 銀行業とリスク(銀行業の特性;銀行業のリスク ほか)
第5部 中央銀行とマクロ金融政策(中央銀行と金融政策;金融政策と波及経路 ほか)
著者等紹介
堀江康煕[ホリエヤスヒロ]
1946年福井県生まれ。東京大学経済学部卒業。博士(経済学)。日本銀行勤務後、九州大学大学院経済学研究院教授・同大学主幹教授を経る。現在、関西外国語大学外国語学部教授、九州大学名誉教授
有岡律子[アリオカリツコ]
東京大学経済学部卒業。東京大学修士(経済学)。住友銀行(現三井住友銀行)勤務後、東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得。福岡大学経済学部専任講師、同助教授(准教授)を経る。現在、福岡大学経済学部教授
森祐司[モリユウジ]
1968年福岡県生まれ。筑波大学第三学群国際関係学類卒業。早稲田大学大学院経済学研究科博士後期課程修了、博士(経済学)。大和総研等勤務後、九州共立大学経済学部准教授を経る。現在、下関市立大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 本朝麗藻簡注