内容説明
定評あるスタンダード・テキスト、最新版!新たな動向も含め、さらに内容充実。近年、ますますその役割が期待される統計学。第3版では、科学的根拠に基づく政策評価などで利用される、因果推論の基礎的な考え方を理解するため「差の差の分析」についての解説を追加し仮説検定の章を大幅に拡充。
目次
1 データの整理
2 測る
3 確率
4 離散確率変数とその分布
5 連続確率変数とその分布
6 標本調査・標本分布
7 推定
8 仮説検定の基本
9 代表的な検定
10 回帰分析
11 最尤推定法と統計モデル
著者等紹介
大屋幸輔[オオヤコウスケ]
1963年福岡県に生まれる。1986年九州大学経済学部卒業。1991年九州大学大学院経済学研究科博士後期課程(単位取得退学)。京都大学講師(経済研究所)。1993年大阪大学講師(経済学部)。1994年博士(経済学)取得(九州大学)。大阪大学助教授(経済学部)。現在、大阪大学教授(大学院経済学研究科)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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monotony
5
統計検定受験者御用達「統計学の時間」の中で、おすすめ書籍にあげられていた。入門書と難解な公式テキストとの間ぐらいのレベル間。すでに何冊か参考書やら何やらで学習しているということもあるけど、数式の解説も丁寧でスッと通読できた。2021/06/19
hurosinki
3
入門書としてオススメされたので読んだよ! いろんな定義が出てくるが、それらを一つ一つ文章で意味づけてくれるのでありがたかった。例題や練習問題も結構あり、理解の確認に役立つ。統計的知識を機械的に応用する手順は教養課程で学んだが、定義をもとにじっくり考えたことがなかったので勉強になりました。統計検定2級対策としても過去問と同じくらい役立った記憶2022/03/13
やご
0
ウェブサイト「統計学の時間」のおすすめの書籍に選ばれていたので、統計検定2級受験のためのテキストとして購入しました。しかし、半分ほど読み進んだあたりで、理解が追いつかなくなり、挫折。以後は「統計学の時間」で勉強しました。先日、なんとか統計検定2級に合格したので、再挑戦です(再挑戦って順番、逆・・・)。統計検定2級の問題に対応できるようになってから読むと、かなり楽に理解できるようになりました(今更感ありますが)。(続く)→ https://gok.0j0.jp/nissi/1317.htm2022/09/15