内容説明
国際金融論の基礎をスムーズに理解できる入門テキスト。貿易の基礎知識や外国為替取引などのトピックから始め、具体的なイメージをもって国際金融の役割が理解できるように配慮。オープンマクロ経済学の基本的解説を中心に構成し、近年の国際金融における新たな問題も紹介した。2色刷とコンパクトな分量によって、初学者でも無理なく読み通せる書となっている。
目次
国際収支
対外決済のしくみ
外国為替市場と外国為替取引
外国為替相場の決定理論
国際通貨制度
オープンエコノミー・マクロエコノミクス(開放マクロ)基本モデル
変動相場制における経済政策の効果
固定相場制における経済政策の効果
外国為替相場の輸出入価格へのパススルー
通貨危機、ソブリンリスク、最適通貨圏の理論
経常収支の調整と新しいオープンマクロ経済学
著者等紹介
佐々木百合[ササキユリ]
東京生まれ。一橋大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得退学。一橋大学助手、高千穂商科大学講師・助教授、明治学院大学経済学部助教授を経て、2007年4月より明治学院大学経済学部教授。2006年~2007年、2015年~2016年ワシントン大学客員研究員。博士(商学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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