経済学叢書introductory
開発経済学入門

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  • サイズ A5判/ページ数 297p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784883842315
  • NDC分類 333.8
  • Cコード C3333

内容説明

開発経済学は、途上国の貧困の削減という社会的に重要な役割を担う学問であり、経済学だけではなく政治学や社会学、ネットワーク科学といった様々な角度から問題解決を図っていきます。本書は、開発途上国が経済的に発展するメカニズムやそのために必要な政策について、経済学の専門的な知識がなくとも読みこなせるよう、わかりやすく解説した入門書です。

目次

第1部 経済成長論の基礎(開発途上国の経済発展;新古典派経済成長論;内生的経済成長論;貧困の罠;中所得国の罠)
第2部 経済発展の諸要因(国際貿易・海外直接投資;産業集積;社会関係資本・社会ネットワーク;社会・経済制度;経済発展の政治経済学;農村開発;農村金融;経済協力)

著者等紹介

戸堂康之[トドウヤスユキ]
1967年大阪府高石市生まれ。1991年東京大学教養学部卒業。2000年スタンフォード大学経済学部博士課程修了(経済学Ph.D.取得)。2000年‐2001年南イリノイ大学経済学部助教授。2001年‐2005年東京都立大学経済学部講師・助教授。2005年‐2007年青山学院大学国際政治経済学部助教授。2007年‐2014年東京大学新領域創成科学研究科国際協力学専攻准教授・教授・専攻長。2014年‐現在、早稲田大学政治経済学術院経済学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぬめぬめ

1
経済発展論に重きが置かれた入門書。どちらかというとマクロに貧困国・中所得国がより経済的に発展するにはという観点から様々なトピックが扱われている。めちゃくちゃ分かりやすい。特に、産業集積、ネットワークや制度、政治経済学、農村開発(特に学習)といった部分が類書よりも優れているのかなと感じた(?)。また、序盤の理論パートの説明も分かりやすい。開発ミクロも終盤でまとめられているが、扱われていないものも多くこれでは足りないので他を参照。現在進行形でフィールドに出ながら研究されている先生の本はやはり面白い。2017/08/23

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