内容説明
組織論の主要3分野の一つ、ミクロ組織論の成り立ちや基本となる理論について、分かりやすく解説した入門書。とくにその源流である動機づけ理論の解説に重点をおき、人々の「やる気」を引き出し、幸せに働くことのヒントを探る。
目次
ミクロ組織論の誕生
第1部 意思決定論(意思決定;組織的意思決定とゴミ箱モデル)
第2部 動機づけ理論(科学的管理法から人間関係論へ;人間資源アプローチの登場;期待理論;欲求説;動機づけ衛生理論;内発的動機づけ;達成動機づけ;達成動機づけの課題選択シミュレーション)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つる
1
経営組織の教科書だったので読みました。科学的管理法やホーソン実験などは面白かったのですが、ちょいちょい語り口調が偉そうだったのが気になりました…笑。2013/06/12
駒場
1
拾い読み程度ですみません。意思決定論、内発的動機づけ、といった基本的な概念から解説してくれる入門書、といった内容。言葉の使い方の問題なのか、多少読みにくく感じるところもあった。2011/09/06
ろーじゃ
0
本著の解説や、用語を説明する際の例えは『虚妄の成果主義(ちくま文庫、高橋伸夫著)』の影響が随所に見られました。著者の主張もそれに則った感じです。 内容はテイラーやファヨール等の経営学の父から、ブルームやデシ等の動機付け理論などを手堅く抑えています。2013/04/15