目次
重商主義と重農主義
アダム・スミス―古典派経済学の形成
マルサスとリカード―古典派経済学の確立
マルクス経済学
新古典派経済学
ウェーバーとシュンペーター
市場と制度
ケインズ経済学
戦後の経済学(マクロ経済学の展開;ミクロ経済学の展開)
現代の経済学
著者等紹介
井上義朗[イノウエヨシオ]
1962年千葉県に生まれる。1984年千葉大学人文学部卒業。1991年京都大学大学院経済学研究科博士課程修了、経済学博士。千葉大学法経学部を経て現在、中央大学商学部教授
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
桜子
7
経済学説史の試験とレポートの参考文献として使用、丁寧かつ理解しやすい解説で初学者向けです。やや内容が薄い箇所もありますが、大学で経済を学びたい高校生でも入学前に読んでおくと戸惑わないです。重商主義と重農主義から現代の経済学まで著者1人で担当しており、バランス的に見ても良いです。
KAZOO
6
大学入学後に勉強するにはいい本なのかもしれません。重農主義やアダム・スミスから始まり最近のゲームの理論まで通しで学ぶことができます。入門書なので説明などが表面的になるのは仕方ないと感じますが、この本のいいところはさらに勉強するための参考文献紹介の部分が非常に優れているところにあると感じます。2014/02/27
Wisdom
3
結構時間かかったけど何とか読みきった!やはり成長理論のところが難しくてよく理解できていないので、そこだけはもう一度読む必要がありそう。2013/10/07
ももも
0
経済学の勉強の一環で通読。読みやすく、わかりやすかった。しかし、全然知識として身についてる感じがしない…。勉強の道のりはまだまだ遠いのであった。2020/08/18
J. Tamura
0
経済学の入門書で取り上げられている様々な理論・モデルを時系列にてどんな背景で、どのようにして生まれたのかを把握することができた。時代とともに着目点が変わり、より多角的に捉え直されていく過程は読んでいて面白い。2019/02/05
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