内容説明
本書は統計学を初めて学ぶ学生を対象にして書かれた教科書です。筆者がイリノイ大学、スタンフォード大学、そして京都大学で行ってきた講義をもとにまとめたものですが、数式を見ると恐怖を感じる学生も統計学に対する興味を失わないよう工夫を凝らしました。計算が得意な学生にとっては統計学が楽しく学べるような内容になっています。
目次
1 データの整理
2 確率
3 確率変数とその分布
4 標本分布
5 母数の推定
6 仮説検定の基礎
7 線形関係の推定
8 発展した仮説検定
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あおいとり。
2
大学の授業の教材として扱ったが初学者が学ぶには少々骨のある本だった。個人的にはもう少し統計学を俯瞰的に捉えられて、学問的な意味や意義を明確にしてからこの本に移行するのが最適な学習法だと思った。 書かれている内容は明快なため、何度も繰り返して読もうと思う。2013/07/31
葉
1
ジニ係数は1からローレンツ曲線の多角形の面積に三角形の面積を割ったものを引いた値と説明している。パーシェ指数やデフレータなどの説明があり、序盤はそれ程統計統計していない。このシリーズは苦手というか自分には合ってないイメージがある。山本拓先生の計量はお世話になったが。2015/05/22
Tsuyoshi Yoshida
1
大学時代に、これで勉強した。数式の説明が、なんとなく手抜きのようで不親切に感じたが、気のせいか?