出版社内容情報
せがれを偲ぶ職人が注文する料理は……
おきくと幸太郎の夫婦が営む「きく屋」は、大川端にある名店で、今は亡き大切な人との「おもいで料理」も評判だ。月一の講で訪れていた升屋の隠居・喜三郎からおもいで料理の依頼人がいると聞く。それは、きく屋にも蒸籠を納める職人の治平で、せがれの信平が好物だった炊き込みご飯を注文する。その仔細を聞くと……。感涙必至、江戸人情物語!
内容説明
おきくと幸太郎の夫婦が営む「きく屋」は、大川端にある名店で、今は亡き大切な人との「おもいで料理」も評判だ。月一の講で訪れていた升屋の隠居・喜三郎からおもいで料理の依頼人がいると聞く。それは、きく屋にも蒸篭を納める職人の治平で、せがれの信平が好物だった炊き込みご飯を注文する。その仔細を聞くと…。感涙必至、江戸人情物語!
著者等紹介
倉阪鬼一郎[クラサカキイチロウ]
1960年三重県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。87年にデビュー。音楽、料理、俳句ほか多彩な知識を作風に生かし、時代小説からミステリーやホラー小説なども手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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